本日10月1日に、10月の坐禅会を行いました。
雨が降るなか、新たな2名を含む、多くの参禅者がいらっしゃいました。ご法縁に感謝いたします。
今回の茶菓子は、秋ということでもみじ饅頭と栗の渋皮煮でした。栗は檀家総代よりの頂ものです。参禅の皆さまと季節ものをお抹茶と一緒に美味しくいただきました。(今回は写真を撮り忘れてしまいました。)
私たちは、普段の生活の中でついつい自分の都合の良いように考えてしまいます。それが、人と共に共存していく中での苦しみとなり迷いとなります。自分中心のものの見方、考え方を否定してみましょう。自分を抜きにものごとを考えてみましょう。そうすると、自分も大自然の一部だということに気が付けるのではないでしょうか。普段見えていない、山の景色、木々の緑、鳥や虫の鳴き声に自分が一体となるのを感じれるかもしれません。坐禅では自分と他人、内も外もなく一如であると気づくことが大切だと思います。また、来月お待ちいたしております。合掌
月読みの 明かりを持ちて 帰りませ 山路は栗の いがの多きに (良寛)
星月夜 鎌倉の山の 紅葉葉は 赤黄緑に いろはもありて (白峰寺受所 小林)