道元禅師は坐禅を「只管打坐(しかんたざ)」という言葉で示されました。ひたすら坐ることによって、なにかの結果を得る手段ではなく、目的そのものだということです。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。私たちは普段の生活の中で自分勝手な欲望や、物事の表面に振りまわされてしまいがちですが、坐禅においては様々な思惑や欲にとらわれないことが肝心です。
白峰寺では毎月第1土曜日に坐禅会を行います。檀信徒、坐禅初心者に関わらずどなたでも坐れます。
来月は2月6日(土)7:00~です。詳細は「行事案内」をご確認ください。
坐禅には、専門的な用語や作法が沢山ありますが、堅苦しく考えずに、まず坐ってみることから始めませんか?