本日、平成28年8月4日午前11時より当山施食会法要が厳修されました。天気に恵まれ、晴天の中檀信徒の皆さまの先祖供養を行うことができました。
施食会の起源は、お釈迦様の十大弟子、阿難(アーナンダ)尊者が餓鬼に飲食を施し、供養を行った故事によるものです。施餓鬼は多大な功徳があるとして、その功徳を先祖へと回向する追善として現在は行われるようになりました。この施食会は、私たちと縁深いご先祖さまはもちろんのこと、誰も供養してもらえない精霊、無縁の精霊、全ての精霊に対しても、飲食を施し、お経を読誦して供養を行う法要です。
この世、あの世でも、苦しんでいる人はたくさんいます。そうした人たちを救いたいと慈悲の心をもって供養をすることが大切です。