お参りの方が、「あっ梅の花が咲いてる」、「きれいだね」、「かわいいね」と話されていました。
白峰寺境内の梅や緋寒桜が咲き始めました。気温も今日は暖かく、春の訪れを感じさせてくれます。
そんな中、本日(平成29年2月25日)月例写経会を行いました。写経と言えば、ほとんどの方が般若心経を書き写されていると思います。当寺でも般若心経を書き写しておりますが、経典は受持、読、誦、解説、書写することは大きな功徳があるとされています。受持とは経典を保持すること、読とは経を読むこと、解説とは正しく理解すること、写経は経典を書き写すこと。功徳とはすぐれた徳性、よい性質、価値のある特質の事であり、善い行いを積んで得られる徳のことです。
皆さまも、ただ書き写すだけでとどまらず、深く経典に触れて頂ければと願っております。そこで最近、私は「えんぴつで般若心経」をお勧めしております。これは、曹洞宗で監修した写経の本で、般若心経だけでなく、曹洞宗で最も読まれているお経の「修証義」、その他にも、写仏や偈文、回向などが載っており、すべて分かり易い解説付きです。漢字だけではなくひらがなもあるので、字の練習にもなると思います。当寺でも少しずつ取り入れていこうと考えております。 合掌