令和6年5月の坐禅会

5月4日(土)に月例坐禅会を行いました。

新緑の季節になりました。境内が緑一色となり、自然の力強いエネルギーを感じさせてくれます。

今回は坐禅前の法話にて、良寛さんの詩を紹介させて頂きました。

花無心にして蝶を招き

蝶無心にして花を尋ぬ

花開く時蝶来たり

蝶来る時花開く

吾もまた人を知らず

人も吾を知らず

知らずして帝則に従う

天地が、自然が調和しながら生きている。それは我々人間も同様で、仏(ここでは天地、自然の働きを象徴したもの)の命をいただき、仏の働きを頂いている。

そんな気づきを与えてくれる大切な教えとなっております。

坐禅後には、寒川町「大黒屋」さんのお饅頭とお抹茶を参禅者の皆様と美味しく頂きました。

次回は、6月1日(土)です。

その頃には境内の紫陽花が咲き始めている事でしょう。

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